【プレスリリース】子ども達と考えるSDGsの取り組みについて

子ども達と考えるSDGsの取り組みについて

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第1回「なぜゴミが落ちているの?」

~一人ひとりの考えや行動が起点となり、未来に繋がる活動を開始~

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 子育てママのキャリア形成を支援する株式会社peekaboo(住所:広島県広島市安佐南区、代表:小村佳子、以下「ピーカブー」)は、保育活動の一環にSDGsを取り入れ活動をしています。フィロソフィ(※1)の時間を使い、園児たちの目線で身近な社会問題について考えを出し合い、持続できる活動を行うことをお知らせします。今回のテーマ「ゴミ問題」について子どもなりに深堀した結果、園児は月2回の園周辺のゴミ拾いを実施します。

 

【第1回 「なぜゴミが落ちているの?」について】

1日目:園付近の小川や公園・歩道のゴミ拾い

2日目:紙芝居「ゴミ」

3日目:ゴミにまつわる疑問や行動について話し合い

4日目:再度ゴミ拾い

 

(※1)フィロソフィーとは・・・哲学について学ぶ時間を設けています。議題に対して自分の考えを話したり、相手の考えを聞いたりして、子ども達で論理的な考える力を養い、じっくりと考えることを楽しむ時間を設けています。

▲園近くの小川でゴミ拾い

 

 今回のテーマを進めるなかで、ゴミはゴミ箱に捨てるのが当たり前だと思っている子どもたちにとって、「なぜ外には沢山のゴミが落ちているのか?」という純粋な疑問が出てきました。また1回目のゴミ拾い時には「沢山のゴミを拾えて楽しかった!」という感想もありました。

 

 

 実際にゴミ拾いを行った後、紙芝居を用いて様々な角度からゴミについて考えてみます。

・【どこに】落ちていたか

・【どんな】ものがゴミとなっていたか

・【なぜ】捨てられたか

・捨てた人は【どんな】気持ちだろうか

・【いつから】捨てられているんだろう

・ゴミが落ちていたら【どうなる】だろうか

・【だれが】きれいにしてくれるのだろか

 

など、子ども達の「なぜゴミが落ちているのか」という疑問に対し、みんなで考えを出しあい子ども達で仮説を立てます。

 紙芝居の内容の中で「ゴミ箱がなければ、好きな場所に捨てても良いのか?」という質問に対しては、「自分の家の周りでは捨ててもいい?」「みんな捨てているし、いいんじゃない?」といった意見も出てきました。

▲左)紙芝居を見て具体的にイメージしている様子

▲右)実際に話合い、みんなの考えを可視化

 

 再度、ゴミ拾いを行い気持ちの変化を確認します。「もう!この前拾ったのに、もうゴミが捨ててある!」「そこらへんになんでも捨てる人は想いやりがないね」と怒っている子どもたちも見受けられ、1回目のゴミ拾いの時には感じられない感情が溢れていました。

▲再度ゴミ拾いを積極的に行う様子

 

 以前、遊んでいる公園や歩道にゴミが落ちていても、なかなか子ども達がゴミについて考えたり立ち止まったりはしませんでした。

 今回の活動を通して、ゴミがどういった影響を及ぼすのかを大人が伝えて教えるのではなく、子ども達自身で話合い答えを導き出すことで、ゴミへの関心が高まっています。ちいさな行動が自分・自分以外・環境全てに関わっていることを知ると、自発的にゴミの話題や会話を聞くことが多くなっています。

 

 

■子どもの声の紹介■

「他の人は捨てても僕たちは分別もするし、ゴミを出さないように気を付けるよ」

「この辺りはゴミが多いね」

「朝もゴミを拾ってきたよ」

▲ゴミを自発的に拾えるように

 

第1回子ども達と考えるSDGs活動「ゴミ問題」について、今後は2回/月に保育園付近のゴミ拾いを行うことを決定しました。拾ったゴミの再利用方法やゴミの削減方法など継続して検討を行います。

▲小川に流れてしまうと水質汚染や生物に悪影響を及ぼすゴミ

 

 SDGs達成には、自らが問題意識や課題を認識していないと行動へ移すことは難しいです。ピーカブーでは、一人ひとりが考えて行動できるように普段の生活の一コマを題材して取り入れ継続します。次回は、「ジェンダー平等」をテーマに活動を計画中です。

 

 

 

■株式会社peekaboo 会社概要

所在地:広島県広島市安佐南区八木1-20-12 セセラガーデン1F

代表取締役社長:小村佳子

設立: 平成29年1月5日

事業内容:WEBライティング事業/アウトソーシング事業/メディア事業/保育園の運営

https://www.peekaboo.co.jp/

 

 

 

■株式会社peekaboo 代表プロフィール

株式会社peekaboo 代表取締役 小村佳子

3児の母。兵庫県芦屋市出身。広島市中区在住。アパレル販売員として勤務した後、2011年より株式会社リクルートライフスタイルへ入社。Hotpepperの美容ページの提案・企画営業に携わり、入社1年目にして営業成績1位の他各種受賞歴は30回超。結婚出産を機に、 2016年6月に株式会社CREATIVELABへ入社し、子育て女性のキャリア支援を目的にpeekaboo事業をスタート。その後、2017年1月5日にCREATIVELABより分社化し、株式会社peekabooの代表取締役に就任。

 

詳しくはこちら

【PressRelease】0322‗子ども達と考えるSDGs

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